なでしこ
日本がW杯優勝。
まさかこの言葉を書く日が来るなんて・・・
グループリーグでは英国戦を除いて、比較的優位な状況でプレーしていた。
テクニックと運動量で勝る日本が優勢の中、どう崩していくか?というサッカー。
そして英国にはそれが通用しなかった。
単純にパワーとスピードに屈したといういつもの女子サッカーの流れ。
それを大きく変えたのがドイツ戦。
耐えに耐える展開ではあったが、最後のところでは崩させない。
粘りと運動量とテクニックで何とか対抗していき、
延長戦での劇的なゴール。
この試合から自分たちが劣勢の時のサッカーというのを
見事に戦術と精神力に転嫁していった気がする。
なでしこは女子のバルサと比喩されているようだが、
個人的にはちょっと違う。
細かくパスを繋いで崩すときもあるけれど、
どちらかというとパワーのない日本女子が
ゴール前にどうやって近付くか?
その方法論がパスであって、最後のところは結構強引だった。
裏への一発やロングボールも頻繁に使う。
その辺りがちょっとバルサと違うかな、と。
そしてドイツ戦を乗り越えてからのスウェーデン戦。
ホントに、この大会のベスト試合だったと思う。
美しいパスサッカーと崩し。
川澄のロングシュートは本当にキレイだった。
最後の米国戦。
前半だけで4,5点取られててもおかしくないほどの劣勢。
それでも耐えに耐えて後半。
この試合、今まで悠々とパスを回していた坂口が気負いからか
ちょっとミスが目立った。
そのため澤が前に行けず、ビルドアップを手伝うようになったが、
澤は本来ビルドアップは得意ではない。
スウェーデン戦での失点につながったミスというのはこの日も多かった。
澤の特徴は守備の強さ、対人の強さ、そして判断力である。
それが後ろでの守備力と最後の得点力に繋がっている。
細かい繋ぎは坂口、宮間に任せ、澤は後ろの守りとフィニッシュに行くのが理想。
それが前半は全く出来なかった。
大野がその中間を繋いで何とかチャンスを作っていたが、
それでも単発のチャンスに終わった。
後半も同じ展開が続く中、永里、丸山を投入し、前での強さを求めた。
それが裏面に出る。
身体の強い永里にボールが入ったため、前に掛かったところ、
簡単に繋げずにキープした永里がボールを奪われてカウンター。
一本のパスでモーガンに先制を許してしまう。
永里はエースの自覚がありすぎる故に、自分で、、という思いが強すぎたように感じる。
それがアンダープレッシャーとなり、プレーに精細を欠いてた。
それでもメゲないなでしこJAPAN。
押し切られる展開が目に見える中、その永里のクロスから丸山が潰れて
飛び込んだ宮間がゴール!
宮間の冷静すぎる判断と、丁寧な技術が光ったゴールだった。
あのタイミングでアウトサイドで流し込む落ち着きは本当に素晴らしい。
そして勝負は延長戦へ・・・
延長前半、さらに攻勢に出るアメリカ。
そして2、3本センタリングを跳ね返してから、
左サイドでドリブルで抉ってからのクロス。
決めたのはワンバック。
慎重181cmのエースがここぞの場面で決めたゴール。
勝負は決した。。。。はずだった。
延長後半も残り5分となったところで、澤が猛然と前線に駆け上がる。
この時間になっても衰えない運動量。。。
そして、一気に戻ってきてフリーでボールを受ける。
この動きにつられたアメリカの左サイドに空いたスペースに
SBの近賀が走り込む。
そこへどんぴしゃのスルーパス!
まさにドイツ戦を彷彿とさせる素晴らしいパスだった。
これはアメリカの必死のクリアに合うのだが、
これで手にしたCK。
またしても澤が爆発する。
CKを蹴る瞬間に、猛然とダッシュ!
誰よりも早く、誰よりも速く、、
飛び込んだ先に送られてくるボールに
足先で合わせたシュートは
ゴールの中に吸い込まれていった・・・
2-2。
ランキング1位であるアメリカに2度のリードを追い付いてのPK戦。
PKに入る前の両者の表情が印象的だった。
アメリカは勝っていたはずの試合を追い付かれた焦燥感。
勝たなければならないプレッシャー。
対する日本は笑顔が見える。
これ、W杯だよ?
その決勝だよ?
そしてPKだよ?
その場面で笑顔が出せる精神力に感動した。
その精神状態の通りに、1本目のPK
海堀の右足一本で止めるスーパーセーブ。
宮間が 憎らしいくらいゆったりとしたシュート。。。
この時点で勝負あった。
アメリカは次々とシュートを外し、、
日本は最後の熊谷が見事に決めて優勝!!!!!!
ゆ う し ょ う !
W 杯 優 勝 !!!
本当に 凄い試合を見せてもらった。
ありがとーなんて 意味ない言葉かもしれないけど
彼女たちの 「頑張り」 と 「諦めない気持ち」は
永遠に語り継がれる 日本の誇りとなるだろう。
まさかこの言葉を書く日が来るなんて・・・
グループリーグでは英国戦を除いて、比較的優位な状況でプレーしていた。
テクニックと運動量で勝る日本が優勢の中、どう崩していくか?というサッカー。
そして英国にはそれが通用しなかった。
単純にパワーとスピードに屈したといういつもの女子サッカーの流れ。
それを大きく変えたのがドイツ戦。
耐えに耐える展開ではあったが、最後のところでは崩させない。
粘りと運動量とテクニックで何とか対抗していき、
延長戦での劇的なゴール。
この試合から自分たちが劣勢の時のサッカーというのを
見事に戦術と精神力に転嫁していった気がする。
なでしこは女子のバルサと比喩されているようだが、
個人的にはちょっと違う。
細かくパスを繋いで崩すときもあるけれど、
どちらかというとパワーのない日本女子が
ゴール前にどうやって近付くか?
その方法論がパスであって、最後のところは結構強引だった。
裏への一発やロングボールも頻繁に使う。
その辺りがちょっとバルサと違うかな、と。
そしてドイツ戦を乗り越えてからのスウェーデン戦。
ホントに、この大会のベスト試合だったと思う。
美しいパスサッカーと崩し。
川澄のロングシュートは本当にキレイだった。
最後の米国戦。
前半だけで4,5点取られててもおかしくないほどの劣勢。
それでも耐えに耐えて後半。
この試合、今まで悠々とパスを回していた坂口が気負いからか
ちょっとミスが目立った。
そのため澤が前に行けず、ビルドアップを手伝うようになったが、
澤は本来ビルドアップは得意ではない。
スウェーデン戦での失点につながったミスというのはこの日も多かった。
澤の特徴は守備の強さ、対人の強さ、そして判断力である。
それが後ろでの守備力と最後の得点力に繋がっている。
細かい繋ぎは坂口、宮間に任せ、澤は後ろの守りとフィニッシュに行くのが理想。
それが前半は全く出来なかった。
大野がその中間を繋いで何とかチャンスを作っていたが、
それでも単発のチャンスに終わった。
後半も同じ展開が続く中、永里、丸山を投入し、前での強さを求めた。
それが裏面に出る。
身体の強い永里にボールが入ったため、前に掛かったところ、
簡単に繋げずにキープした永里がボールを奪われてカウンター。
一本のパスでモーガンに先制を許してしまう。
永里はエースの自覚がありすぎる故に、自分で、、という思いが強すぎたように感じる。
それがアンダープレッシャーとなり、プレーに精細を欠いてた。
それでもメゲないなでしこJAPAN。
押し切られる展開が目に見える中、その永里のクロスから丸山が潰れて
飛び込んだ宮間がゴール!
宮間の冷静すぎる判断と、丁寧な技術が光ったゴールだった。
あのタイミングでアウトサイドで流し込む落ち着きは本当に素晴らしい。
そして勝負は延長戦へ・・・
延長前半、さらに攻勢に出るアメリカ。
そして2、3本センタリングを跳ね返してから、
左サイドでドリブルで抉ってからのクロス。
決めたのはワンバック。
慎重181cmのエースがここぞの場面で決めたゴール。
勝負は決した。。。。はずだった。
延長後半も残り5分となったところで、澤が猛然と前線に駆け上がる。
この時間になっても衰えない運動量。。。
そして、一気に戻ってきてフリーでボールを受ける。
この動きにつられたアメリカの左サイドに空いたスペースに
SBの近賀が走り込む。
そこへどんぴしゃのスルーパス!
まさにドイツ戦を彷彿とさせる素晴らしいパスだった。
これはアメリカの必死のクリアに合うのだが、
これで手にしたCK。
またしても澤が爆発する。
CKを蹴る瞬間に、猛然とダッシュ!
誰よりも早く、誰よりも速く、、
飛び込んだ先に送られてくるボールに
足先で合わせたシュートは
ゴールの中に吸い込まれていった・・・
2-2。
ランキング1位であるアメリカに2度のリードを追い付いてのPK戦。
PKに入る前の両者の表情が印象的だった。
アメリカは勝っていたはずの試合を追い付かれた焦燥感。
勝たなければならないプレッシャー。
対する日本は笑顔が見える。
これ、W杯だよ?
その決勝だよ?
そしてPKだよ?
その場面で笑顔が出せる精神力に感動した。
その精神状態の通りに、1本目のPK
海堀の右足一本で止めるスーパーセーブ。
宮間が 憎らしいくらいゆったりとしたシュート。。。
この時点で勝負あった。
アメリカは次々とシュートを外し、、
日本は最後の熊谷が見事に決めて優勝!!!!!!
ゆ う し ょ う !
W 杯 優 勝 !!!
本当に 凄い試合を見せてもらった。
ありがとーなんて 意味ない言葉かもしれないけど
彼女たちの 「頑張り」 と 「諦めない気持ち」は
永遠に語り継がれる 日本の誇りとなるだろう。
※ この記事は、2011年7月19日にアメブロ「虚言」で書いたものを移しました。
